評価は19世紀になって…
フェルメールは16世紀のオランダの画家です。現在はレンブラントと供に同時代のオランダで活躍した代表的画家として紹介されますが…。
長い間埋もれたままだったフェルメールの存在と作品は19世紀に入って評価されるようになりました。彼の生い立ちや生涯の詳しいことはよく知られていないのです。
つまり200年という長い期間、フェルメールという画家の記録も作品自体も大切に扱われてこなかったということになりますね。 |
多分、あったであろうフェルメールに関する数少ない貴重な記録や資料もこの不幸な年月の間に紛失してしまったのかもしれません。
謎の多い画家・謎の天才画家なのです。
フェルメールは筆が遅く、生涯に作品を35点ほど制作しただけでした。数少ない作品ひとつひとつが、彼の技術と筆から描き出された色と光とたくみな空間構成によって見る人々を彼の世界の虜にしてしまいます
。
部屋の中を描いた作品が多いのですが、その小さな部屋の中にフェルメールの生きた時代が凝縮されて描かれています。耳を澄ませば人物の話し声までが聞こえてくるようです。部屋の匂いまでもが感じられるようです。こんな緊張感を感じてしまうはなぜなのでしょうか。
しかし「青いターバンの少女」はこれらの作品と少し違います。
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